
脳神経内科
脳神経内科
脳神経内科外来を新設いたしました。
気になる症状はあるが、大きい病院では紹介状が必要であったり、待ち時間も長く気が引ける。そのような理由で受診を迷っている方は気軽にご相談ください。まずは問診、診察を行い、必要に応じて高精度CTスキャンにて緊急性を判断いたします。より詳細な検査、治療が必要な場合は適切な医療機関をご紹介いたします。
主に下記のお悩みに関してご相談いただけます。
- 頭痛、めまい、目のかすみ、手足のしびれや脱力感
- 物忘れ
- 手のふるえ

物忘れについて
物忘れの多くは脳の老化現象によるものです。
一方で、認知症の場合、もの忘れの自覚そのものがなく、直前のできごとを記憶できなくなります。
何度も同じことを聞き返し、家族が「さっき言ったばかりなのに」と感じるようになったら、一度受診をお勧めします。
まずは簡単な問診等で老化によるものか、認知症による物忘れか判断し適切な対処を行います。
軽度認知障がい(MCI)の段階で早期対処すれば、本格的な認知症の発症をお薬等で遅らせることも可能な場合があります。
また、認知症のような状態が見られる疾患として慢性硬膜下血腫や水頭症などがあり、外科治療で改善する場合もありますのでCTスキャンなどを撮って確認することも大事です。
手のふるえについて
「手のふるえ」でお悩みの方は意外と多いものですが、どこに相談してよいかわからない、仕方がない、年のせいなどとあきらめているのがほとんどです。
手がふるえてうまく字が書けない、箸が使えない、 コップで水が飲めないといった日常生活の支障となるほどの症状は「本態性振戦」や「パーキンソン病」の「ふるえ」の可能性があります。状況によっては治療によりふるえを改善できる場合がありますので、あきらめずに一度ご相談ください。